高齢の親を守るために

国民生活センターが2022年の敬老の日に合わせてまとめた「高齢者とそのまわりの方に気を付けてほしい消費者トラブル」では、屋根や外壁、水回りなどの住宅修理が最初に挙げられています。保険金で住宅修理ができると勧誘する「保険金の申請サポート」も上位です。
なぜ高齢者が狙われるのか
- 日中家にいることが多く、訪問や電話に応じやすい
- 家が古くなっていて、「傷んでいる」と言われると否定しにくい
- 相場を調べたり、他社と比べたりする手段が少ない
- 強く断るのが苦手で、相手を家に上げてしまう
- 騙された自覚がなく、家族に相談しないまま契約が進む
子世代ができること
先に決めごとを作っておく
- 突然来た業者とは、その場で契約しないと約束しておく
- 「家族に相談してから」と言えば断れることを伝えておく
- 工事の話が出たら、見積書を写真で送ってもらう約束をする
- 頼れる業者(指定工事店・地元の工務店)の連絡先を電話の横に貼っておく
- 188(消費者ホットライン)の番号も一緒に貼っておく
見積書を一緒に見る
送ってもらった見積書は、見積書の読み方のチェックリストで確認し、必要ならAIでの一次チェックを使ってください。気になる点があれば、住まいるダイヤルの見積チェックサービスも使えます。
家の様子に気を配る
見慣れない工事の跡、新しい契約書や領収書、同じ業者の名刺が増えていないか。次々と契約を重ねさせられる被害もあるので、帰省のたびに軽く確認するだけでも違います。
責めないことが大事
親が契約してしまっていても、責めると次から隠すようになります。「よく教えてくれた」と受け止め、クーリング・オフなどの手段を一緒に確認しましょう。困ったら消費生活センター(188)へ。